営利目的で運営している企業なら、工場の外壁塗装も目先の損得勘定に重きを置きすぎて、工場の外壁塗装に関してはなかなかOKが出ずに後回しになっていることが多くなります。
工場の見栄えはあまり重視するものではありませんが、外壁塗装は外観重視だけで行われるわけではありません。
外壁塗装によって得られる利益があまり知られていないことから、実は知らないうちに大きな損失を被っている恐れもあります。
そこで、外壁塗装がいかに企業に利益をもたらすのか、いろいろなメリットを通じて検討してみましょう。
建物の資産価値の向上
工場を所有している製造業なら、土地や建物が重要な資産だ、ということで、できる限り建物の寿命を延ばして利益を生み出し続ける資産を維持管理しなければなりません。
建物は丈夫で数十年ももちますが、年々経年劣化が進み、資産価値が下がっていきます。
外壁部分は、雨や風のほか、紫外線の影響も無視できません。
穏やかな気候が続く場所でも、建物が古くなれば、雨漏りして使えなくなったり、労働環境が悪化したりしてよい人材が集まらなくなることがあります。
定期的に補修や塗装を実施し、建物の寿命を延ばす努力を行い、資産価値を長期的に維持してくようにしましょう。
労災を予防する
建物や外壁が古くなっていて、工場内で雨漏りが発生していたらどうでしょうか?
漏水で商品が濡れて全て廃棄になってしまう恐れがあります。
また、作業員が濡れた床で滑って怪我をする可能性も高くなります。
こうした労働災害のリスクも高くなってしまうので、想像以上に損失が膨らんでしまうことが予想できます。
工場の外壁塗装は大変重要です。
労災時の多額の出費や製造のストップ、商品の廃棄などを考えると、外壁塗装をしっかり実施するだけでこれらのリスクを未然に回避できるようになるからです。
企業イメージのアップにつながる
企業イメージのアップにつながる
工場でも働く人がいて、食品や精密機器などを製造しているなら、衛生面がよいことや優れた精密機器を慎重に取り扱っていることなどが、外部に評価されイメージがアップします。
外観が古い、老舗だけど工場にはお金をかけていない、といったマイナスイメージをもつ方も多いので、工場の外観をきれいに維持することは、信頼を高める優れた効果があります。
また、製造業は環境面への取り組みが大きく評価され、企業イメージのアップにつながることがあります。
他社よりもよい印象を持ってもらえるためにも、環境に配慮した塗料や高断熱塗料などを使用しているなど、何事もアピールできるポイントに変えてしまいましょう。